【ジョジョミュ 感想】
公演日:02/23(マチネ)
「ディオ・ブランドー」が主人公のファントムブラッドだった。
他媒体のディオと比べるとジョジョミュのディオが1番人間の弱さとジョースターへの憧れが全面に出ていて個人的にめちゃめちゃ好きだった。
SPWが「世界が一巡するまで語り続ける」って語ったとおり、1〜6部を踏まえて解釈される1部の話で、凄く面白かったな〜。
回り続ける円形の舞台も「Roundabout」が連想されて、アニメ6部の最後を思い出す。
・霧の都ロンドンらしい、怪しく美しいスモークの使い方が良かった。序盤だけじゃなくもっと見たかった〜。
・派手さはないけど、迫力ある舞台セットでかなり好き。巡り続ける世界の一幕って感じ。
・ディオ・ブランドーって「星を見上げてごらん」って言われて育ったんだ...ヘぇ〜......
そう言われて育ったのに「星を見るもの」側にいけない悲しさよ。他媒体でのディオにジョースターへの憧れは感じないけど、ミュのディオってこのバックボーンがあるから「全てを持っているジョースター」にという言葉に「憧れ」が含まれているので新鮮に感じるし、でも別に原作と乖離してないなと思わせる丁寧な描き方をされててめちゃめちゃ好きだった。
・涙ぐむ声からの「ン゛ン゛」の立て直しがめちゃめちゃディオだった。
・いつも口角上がってるジョナサン、走り方が原作からそのまま出てきたジョナサン。とにかく少年ジョナサンが可愛かった。
・本当にどの角度から見ても真っ直ぐな姿勢のジョナサンと父の亡霊を背に負っているような姿勢が重いディオ。
人間を辞めてからは堂々とした立ち振る舞いになる。
声に関しては、アニメの印象が強いので一幕のディオは弱々しさがあって、なるほど〜と思ってたけど、二幕からめちゃめちゃ知ってるディオの声の張り方で、もっかい聴き比べしたい〜と思った。
マモのディオ・ブランドー、人間と吸血鬼の間のバランスがめちゃめちゃ良い。
・こんな悲痛に満ちた「酒飲まずにはいられない」、初めて聞いた😭
・宮野真守のディオ・ブランドー、本当に最高だったのでこのミュージカルだけで終わるの勿体なさすぎる...
マモの演じるDIOにめちゃめちゃ興味が湧いたので、どっかで3部やってくれないですかね...
・運命という牢獄から何を見るか。
ジョースターの一族は運命という牢獄の中生きて死ぬことを恐ろしいとは思わない。何故なら星があるから。
6部のイメソンにSHOCKの「CONTINUE」を挙げ続けているけど、ミュを見た後だと改めてジョースターのイメソンだと思った...。
CONTINUE/2:16~(SHOCKのオタクでごめん)
「大空が美しいのはかつてそこに居たから」たとえ牢獄に縛られていても、帰る場所を知っている強さを星を見るものは知っているんだと思った。
星に手が届かないことは知っているけど、それでも手を伸ばし続けることがどれだけ尊いことか。
一方ディオはそんな牢獄に縛られ続けるなんて耐えられない。手の届かない星より、泥を見る。
運命っていう自分じゃどうにもならないくそったれな檻をぶち壊して生きていく。そのために人間を辞める。
ジョースター卿が星を見ることも泥を見ることも、どちらも正義と言ってくれたのが嬉しかったな。どちらの行為も人間讃歌だと思う。
・父殺しについて
自分を呪い続ける自分の中の父を殺して、やっと自由になる。
父を殺してやっと自分の人生が始まるって、それどこの虹村形兆...
実際にダリオを毒で殺してはいるけど、それでも父からの呪縛から解放されていない。
ダリオってディオにとって自分の過去や弱さ、人間としての人生そのものの形なので、それを殺してしまったらもうそれ以上に克服の余地がないんだよな。
だから殺したはずなのに、ずっと父の呪いから解放されていない。
ジョナサンに「逃げている」って言われたとおり、父殺しは克服ではなく逃げだったのかも。
・2人の戦いの途中に挟まる回想が好きだった。「ぼくの青春はディオとの青春」の演出として、とても好きだった。
・最後、2人が手を引いて退場するのを見て、2人で1人の演出として最高すぎた。
後に3部で2人で灰になってこの世から消えるということを踏まえてここを見ると本当に言葉が出ない。
「ジョナサン・ジョースター」と「ディオ・ブランドー」という生命の退場として最高の演出。
2人の関係ってどんな名前を付けてもしっくりこないんだけど、強いて言うなら「2人で1人」だなと本当に思い知らされました。
でも、あくまでジョジョミュの世界の2人だなという印象はずっとある。原作の2人の印象とは違うね。
でも、1〜6部を踏まえて語られるファントムブラッドだから、並行世界の1部って感じて不思議な良さがある。
・ご挨拶のマモと松下さんが仲良しすぎて真ん中にスタンドマイクが見えた。漫才が始まるのかと思った。close
・SPWを語り部にしておきながら、そのSPWとジョナサンとの運命の出会いの描き方が弱かったのが悲しかった...
この2人の関係性が大好きなので...
でも、ディオ・ブランドーの物語と考えればまあ仕方ないのかも。
でもでも、SPWを語り部として出されたら「ジョースター」の話が始まると思ってしまうじゃん...ところが、ディオ・ブランドーの話が始まるので一幕の途中で「あれ?」ってなった。
やっぱりSPWにはジョースターの話を語ってほしいと思ってしまう。
・ミュージカルである以上、もっと楽曲に力を入れてほしかったな〜と思ってしまう。
曲の印象が他の要素と比べると弱すぎた。
「これわざわざミュージカルにしなくても、ストレートプレイでもよかったのでは?」という印象が残る。
ミュージカルって、その名の通りミュージカルなので...曲が命だと思うので...
ミュージカルを見た後なのに、曲の感想が上位に入ってこない...
あんまりミュージカルでやる意味を感じなかった...
楽曲以外での心理描写が丁寧だったから...
あとこれは勝手な思い込みで申し訳ないんだけど、結構重厚なビジュアルできたから(ティザー映像とかも)音楽の方向性が自分の予想してたのと違っておぉ...となった。
・めちゃめちゃ頑張って詰め込んだな!すごいな!という感想。
その分転換とかがちょっと雑に感じなくもないけど、まあ原作履修者向けと思うとそこまで気にならないかな。
逆に原作履修者向けに振り切ったからこそ、ディオの掘り下げができたとも思うし、ここは一長一短かな。
・ギリギリまでリセール出すか迷ってたけど、予想外の方向から良さを感じたので見て良かった。
予想外の方向からというのは、ストレートに得られる良さとしてはちょっとなんとも言えない部分があるっていう...ね...
多分、色々あったから厳しい目で見ちゃうっていうのがあるからバイアス取り除いてみるっていうのが難しくなってる...
時間をおいてまっさらな気持ちで見たいな〜と思うところはある。
でも、見て良かったな〜と思えたし、見終わった後、徹夜で漫画描くぐらいには色々衝撃を受けたので楽しかったです。
close
#jjba
公演日:02/23(マチネ)
「ディオ・ブランドー」が主人公のファントムブラッドだった。
他媒体のディオと比べるとジョジョミュのディオが1番人間の弱さとジョースターへの憧れが全面に出ていて個人的にめちゃめちゃ好きだった。
SPWが「世界が一巡するまで語り続ける」って語ったとおり、1〜6部を踏まえて解釈される1部の話で、凄く面白かったな〜。
回り続ける円形の舞台も「Roundabout」が連想されて、アニメ6部の最後を思い出す。
・霧の都ロンドンらしい、怪しく美しいスモークの使い方が良かった。序盤だけじゃなくもっと見たかった〜。
・派手さはないけど、迫力ある舞台セットでかなり好き。巡り続ける世界の一幕って感じ。
・ディオ・ブランドーって「星を見上げてごらん」って言われて育ったんだ...ヘぇ〜......
そう言われて育ったのに「星を見るもの」側にいけない悲しさよ。他媒体でのディオにジョースターへの憧れは感じないけど、ミュのディオってこのバックボーンがあるから「全てを持っているジョースター」にという言葉に「憧れ」が含まれているので新鮮に感じるし、でも別に原作と乖離してないなと思わせる丁寧な描き方をされててめちゃめちゃ好きだった。
・涙ぐむ声からの「ン゛ン゛」の立て直しがめちゃめちゃディオだった。
・いつも口角上がってるジョナサン、走り方が原作からそのまま出てきたジョナサン。とにかく少年ジョナサンが可愛かった。
・本当にどの角度から見ても真っ直ぐな姿勢のジョナサンと父の亡霊を背に負っているような姿勢が重いディオ。
人間を辞めてからは堂々とした立ち振る舞いになる。
声に関しては、アニメの印象が強いので一幕のディオは弱々しさがあって、なるほど〜と思ってたけど、二幕からめちゃめちゃ知ってるディオの声の張り方で、もっかい聴き比べしたい〜と思った。
マモのディオ・ブランドー、人間と吸血鬼の間のバランスがめちゃめちゃ良い。
・こんな悲痛に満ちた「酒飲まずにはいられない」、初めて聞いた😭
・宮野真守のディオ・ブランドー、本当に最高だったのでこのミュージカルだけで終わるの勿体なさすぎる...
マモの演じるDIOにめちゃめちゃ興味が湧いたので、どっかで3部やってくれないですかね...
・運命という牢獄から何を見るか。
ジョースターの一族は運命という牢獄の中生きて死ぬことを恐ろしいとは思わない。何故なら星があるから。
6部のイメソンにSHOCKの「CONTINUE」を挙げ続けているけど、ミュを見た後だと改めてジョースターのイメソンだと思った...。
CONTINUE/2:16~(SHOCKのオタクでごめん)
「大空が美しいのはかつてそこに居たから」たとえ牢獄に縛られていても、帰る場所を知っている強さを星を見るものは知っているんだと思った。
星に手が届かないことは知っているけど、それでも手を伸ばし続けることがどれだけ尊いことか。
一方ディオはそんな牢獄に縛られ続けるなんて耐えられない。手の届かない星より、泥を見る。
運命っていう自分じゃどうにもならないくそったれな檻をぶち壊して生きていく。そのために人間を辞める。
ジョースター卿が星を見ることも泥を見ることも、どちらも正義と言ってくれたのが嬉しかったな。どちらの行為も人間讃歌だと思う。
・父殺しについて
自分を呪い続ける自分の中の父を殺して、やっと自由になる。
父を殺してやっと自分の人生が始まるって、それどこの虹村形兆...
実際にダリオを毒で殺してはいるけど、それでも父からの呪縛から解放されていない。
ダリオってディオにとって自分の過去や弱さ、人間としての人生そのものの形なので、それを殺してしまったらもうそれ以上に克服の余地がないんだよな。
だから殺したはずなのに、ずっと父の呪いから解放されていない。
ジョナサンに「逃げている」って言われたとおり、父殺しは克服ではなく逃げだったのかも。
・2人の戦いの途中に挟まる回想が好きだった。「ぼくの青春はディオとの青春」の演出として、とても好きだった。
・最後、2人が手を引いて退場するのを見て、2人で1人の演出として最高すぎた。
後に3部で2人で灰になってこの世から消えるということを踏まえてここを見ると本当に言葉が出ない。
「ジョナサン・ジョースター」と「ディオ・ブランドー」という生命の退場として最高の演出。
2人の関係ってどんな名前を付けてもしっくりこないんだけど、強いて言うなら「2人で1人」だなと本当に思い知らされました。
でも、あくまでジョジョミュの世界の2人だなという印象はずっとある。原作の2人の印象とは違うね。
でも、1〜6部を踏まえて語られるファントムブラッドだから、並行世界の1部って感じて不思議な良さがある。
・ご挨拶のマモと松下さんが仲良しすぎて真ん中にスタンドマイクが見えた。漫才が始まるのかと思った。close
・SPWを語り部にしておきながら、そのSPWとジョナサンとの運命の出会いの描き方が弱かったのが悲しかった...
この2人の関係性が大好きなので...
でも、ディオ・ブランドーの物語と考えればまあ仕方ないのかも。
でもでも、SPWを語り部として出されたら「ジョースター」の話が始まると思ってしまうじゃん...ところが、ディオ・ブランドーの話が始まるので一幕の途中で「あれ?」ってなった。
やっぱりSPWにはジョースターの話を語ってほしいと思ってしまう。
・ミュージカルである以上、もっと楽曲に力を入れてほしかったな〜と思ってしまう。
曲の印象が他の要素と比べると弱すぎた。
「これわざわざミュージカルにしなくても、ストレートプレイでもよかったのでは?」という印象が残る。
ミュージカルって、その名の通りミュージカルなので...曲が命だと思うので...
ミュージカルを見た後なのに、曲の感想が上位に入ってこない...
あんまりミュージカルでやる意味を感じなかった...
楽曲以外での心理描写が丁寧だったから...
あとこれは勝手な思い込みで申し訳ないんだけど、結構重厚なビジュアルできたから(ティザー映像とかも)音楽の方向性が自分の予想してたのと違っておぉ...となった。
・めちゃめちゃ頑張って詰め込んだな!すごいな!という感想。
その分転換とかがちょっと雑に感じなくもないけど、まあ原作履修者向けと思うとそこまで気にならないかな。
逆に原作履修者向けに振り切ったからこそ、ディオの掘り下げができたとも思うし、ここは一長一短かな。
・ギリギリまでリセール出すか迷ってたけど、予想外の方向から良さを感じたので見て良かった。
予想外の方向からというのは、ストレートに得られる良さとしてはちょっとなんとも言えない部分があるっていう...ね...
多分、色々あったから厳しい目で見ちゃうっていうのがあるからバイアス取り除いてみるっていうのが難しくなってる...
時間をおいてまっさらな気持ちで見たいな〜と思うところはある。
でも、見て良かったな〜と思えたし、見終わった後、徹夜で漫画描くぐらいには色々衝撃を受けたので楽しかったです。
close
#jjba
チャリチョコ大千穐楽おめでとうございます!
最初のビジュアルが公開された時からもうすでにワクワクが止まらなかったけど、内容はそれ以上に楽しくて隅々まで世界観のこだわりが詰まっていて、何より光一さんとウォンカ役がこんなにハマるなんて思ってもみなかった。
・
カテコレポを見て泣いた。現場にいたら確実に嗚咽をあげていた...
「この景色を忘れないでね」
光一さんにも生きていく上で希望となるような舞台から見た景色がきっとあるんだろうな。その景色が何があっても挫けない堂本光一を作り上げたのだと思う。
このミュージカルに関わった人たち全て、特に子役たちにとってこの景色が希望になったならこれ以上ない観客冥利だ。
あと、おーちゃんのコメントで本当に泣いてしまった。おーちゃんの回しか見れてないっていうのもあって、本当におーちゃんのチャーリーがピュアさの具現化のようで大好きだった。
みんなにとってかけがえのないミュージカルになって本当に良かった。最後まで駆け抜けてくれて本当にありがとう。
私にとっても忘れられないミュージカルになりました。
#KinKi
最初のビジュアルが公開された時からもうすでにワクワクが止まらなかったけど、内容はそれ以上に楽しくて隅々まで世界観のこだわりが詰まっていて、何より光一さんとウォンカ役がこんなにハマるなんて思ってもみなかった。
・
カテコレポを見て泣いた。現場にいたら確実に嗚咽をあげていた...
「この景色を忘れないでね」
光一さんにも生きていく上で希望となるような舞台から見た景色がきっとあるんだろうな。その景色が何があっても挫けない堂本光一を作り上げたのだと思う。
このミュージカルに関わった人たち全て、特に子役たちにとってこの景色が希望になったならこれ以上ない観客冥利だ。
あと、おーちゃんのコメントで本当に泣いてしまった。おーちゃんの回しか見れてないっていうのもあって、本当におーちゃんのチャーリーがピュアさの具現化のようで大好きだった。
みんなにとってかけがえのないミュージカルになって本当に良かった。最後まで駆け抜けてくれて本当にありがとう。
私にとっても忘れられないミュージカルになりました。
#KinKi
【ゲゲゲの謎 感想】
3回目見に行ったので、今までのメモの整理
⚠️ネタバレ注意⚠️
みんな加害者で、みんな時貞の被害者だった。
龍賀の威光に縋りつかないと自分が被害者だったことに気づいてしまうから、自分より弱い人間を踏みつけることでその事実から目を背けている。
龍賀の人間は自分の人生を“龍賀”に踏みつけられてきたけど、歯を食いしばって強くなれば今度は他人の人生を自由にできるようになる。水木が「弱いものは馬鹿を見る だから誰にも踏みつけられない力が欲しい」の構図と同じだ。
水木と乙米の違いって、自分が踏みつけられてきたからと言って同じように他人を踏みつけることはしないと言う善性を持ち合わせているかどうかだと思った。
「ここまで醜悪な一族に憧れていたなんて」は、そのまま龍賀への軽蔑でもあり、権力の醜さを思い知った瞬間かも。これが最後の、時貞への「あんたつまんねぇな」に繋がるのかな。時貞から提示されたものたちは、当時の人間にとって本当にどうしようもなく喉から手が欲しいものだっただろうに、それに対して斧を振り翳せる水木の強さよ。close
長女と言うことで「龍賀の女の役割」を一番重く背負ってきたのかもしれない。だからこそ、傷つきに傷ついてきて、その事実から目を背けるために龍賀の名前に執着していったのだろうと思っている。本編で何回「栄えある龍賀の」って言ったよ。
乙米は「大義のために死ねるのだから本望」と言っているけど、その大義のために自分も傷つけられてきたことにどこまで気づいていたのだろうか。
・乙米と長田
主従愛を貫き通しながら最後には「乙米様」と名前を呼ぶのって、長田にとって乙米は「龍賀の女」ではなく、ただひとりの愛した女だったんだ...自分を縛ってきた母親が自分が心底欲しかった「運命の人」の存在を得ているのって沙代からすれば恨めしいことこの上ないね。娘は母を殺し、その仇を母を愛した男がとる。そこに庚子の存在も加わり出すので、泥沼すぎて頭を抱える。
これはただの妄想だけど、若い頃、長田への想いを周りに鼻で笑われたことがあったら辛い。沙代にかけてきた言葉は全て自分がかけられてきた言葉かもしれない。
だから、自分と同じような人生を辿ってきた、辿っていく沙代が幸せになってしまうと自分の人生の意味が失われるから、誰も沙代が幸せになることを望まない。
・龍賀姉妹
乙米は妹たちに対しては、少し優しい感じがした。
時麿が死んだ時は取り乱さなかったけど、丙江が死んだ時には名前を叫びながら大きく取り乱しているし、なんだかんだ生活の面倒を見ている。孝三に対しては容赦無く心を壊しておきながら、庚子には言葉はきついながらも3日の猶予を与えて、無理やり攻撃をするわけではない。
「龍賀の女」として生まれた妹たちへの同情なのか、長女の自負から生まれる蔑みなのか。でも、明らかに男たちへの態度より優しく感じたので、本人的にも「龍賀の女」という存在に思うところはあるのかもしれない。
洋室で三姉妹がそろっている様子がなんか良かった。この部屋によく3人で集まってたのかもしれないし、窮屈な家の中での数少ない逃げ場だったのかもれない。そしてそこに立ち入ることができる長田。信頼が見える。
乙米の人生が悲惨であればあるほど良いなと思っているけど、別に同情したいとか擁護したいとかではなく。ただ、そういう人生だったら龍賀に縋りつく意味が強くなってくるので。男しか当主になれない中で、女の自分が龍賀の家に存在する意味に縋り付いている気がした。あれだけ逞しく家のために家を仕切っている姿には色々思うところがある。
龍賀の一族の描き方が絶妙でとても良かった。
とことん酷い人たちだったし、終わり方も悲惨なものだった。
なので、勧善懲悪として良い展開だったし、その展開にノイズにならない程度の「龍賀の人間はどんな人間だったのか」を想像させるの情報の散らし方がちょうど良くて...
その撒き餌にまんまと引っかかって、龍賀の女たちのことを考えるのが止まらない。close
沙代の「東京に行ったって自由はない」の考えを植え付けた人間だと思っている。駆け落ちして、一度は村の外に出て「龍賀の女」であることを捨てられた人間。でも、結局逃げられなかった。
丙江が家に帰ってきた時、姉妹たちは何を思ったかな。龍賀を捨てるなんてバカだなと笑ったか、自分たちの人生はどこまで行ってもここから逃げることはできないんだと思い知らされたのか。
龍賀のことだから駆け落ち相手は殺しているだろうなと思う。連れ戻されたと言うより、結局この村しか居場所がなかったから自主的に帰るしかなかったが正しいのかもしれない。もし駆け落ち相手が殺されているのなら、殺したのは長田あたりの人間だろうな。(また頭を抱える)
他の人間がピリピリしている中でずっと朗らかに笑っているからどんな人なんだろうと思ったけど、蓋を開けてみればただ人生を諦めていただけだった。
沙代と水木が並んで歩いているところを見ながら笑って床に倒れ込むシーンが辛い。自分の過去を重ねながら「あーあ、どうせ幸せになれないのに。馬鹿だな」って思ってるのかも。
そして、揶揄うだけならまだしも脅しにかかるってのが不幸の連鎖すぎる。
私は幸せになれなかったんだから、お前も幸せになるなと言う足の引っ張り合い。次世代へ希望を繋ごうとする主人公サイドと対になる考え。close
何ひとつ自分のものを持てなかった三女。
村長の家に入り、龍賀の家の人間ではなくなり、旦那も自分に感情を向けることはない。自分の人生も自分のものではなく、龍賀のもの。その中で息子だけが自分のものだった。
庚子の件で辛いなと思うのは、将来、時弥の人生を自分の思い通りにしようと縛り付ける親になっただろうという想像が容易にできるところ。
長田の家に入ったから龍賀の家の人間ではなくなったのに、龍賀の人間であることをやめられない複雑な人間。丙江と同じく、どこへ行っても龍賀の女であることをやめられない。だから時弥が次の当主になることを喜んだ。なぜなら、また家へのつながりが生まれたから。家へのつながりが回復することでこ「龍賀の人間」という自分のアイデンティティを回復できると思ったのかな。
庚子って宙ぶらりんって印象が強かった。家を出てしまったから、乙米ほど家に対して盲信的になれる環境が無く、どこにも縋りつけないのに、どこにも逃げられない。
乙米は家に縋り、丙江は人生を放棄し、庚子は息子に縋る。
華やかさの裏側で、この家の人間は誰も幸せになってない。close
泣きながら水木の首を絞めるシーンが映画の中で一番好きです...
全て自分の手で終わらせてやる、愛した人でも自分を踏みつけるのなら許さないという強い意志。親指を喉仏にかけて、確実に殺しにきてる。首の締め方が的確すぎる、一体誰から学んだの...
水木に対しての感情が「恋」だったのかはずっと考えている。ここから連れ出してくれる人間だったら誰でも良かったのか、水木じゃなければいけなかったのか。でも、「幽霊族の人を助けに戻るの」と尋ねるほど水木がどういう人間かよく理解していたので、沙代は水木のことをどういう人間かちゃんとしっかり見ていたんだなと思って色んなあれそれが辛くなる。
沙代はこの中では一番弱い立場の女だったから、姉妹たちの負の感情を受けやすく、その結果があれなんだろうな。
切れた鼻緒のように、もうすでにボロボロで明日にも壊れてしまいそうな紗代を繋ぎ止めてくれていた水木。ただそれだけで、沙代にとって水木は救いだった。
龍賀の家へ向かう水木の背中を見る紗代の「この人だ」と覚悟を決めた目が強い。
・水木が沙代から目を逸らす場面
水木は沙代に対して終始嘘はついていない。絶妙に言葉を濁している、ずるい大人だ〜。
沙代が水木を見つめた時に、いつもと同じく嘘はつかないが沙代が本当にかけてほしい言葉はかけない選択をとれたはずなんだけど、水木はその選択をしなかった。これは、ゲゲ郎から教わった愛情に対しての誠意の示し方だと思っている。水木なりの不器用な。あそこでのらりくらり交わすのは違うだろからね。
目を逸らすことは、悪手だったけど、正解だったと思う。嘘をつかず、今までの行為に対してきちんと沙代からの報いを受けるまでがセットだった(意図してではなく結果として)。
この後に、狂骨に襲われる医師たちが「お許しを」って言ってたけど、ここに重なってるなと感じた。謝ったとて許されることではない。
沙代は水木のことを殺したかっただろうけど、戦争から生き残ったことに対して思うところがある水木にしてみれば、沙代のことを救えずまた生き残ってしまったことの方が贖罪としてはよっぽど適しているなとは思う。
水木は沙代だけを見てくれる存在ではなかったかもしれない。でも、沙代と時弥を救いたいと思い沙代の置かれた環境に対して怒ってくれる大人ではあったってのが悲しい。沙代の求めた愛ではなかったかもしれないけど、れっきとした愛情だった。
妻から人を愛することを教わったゲゲ郎が、今度は水木に人を愛することを説き、沙代の一件で反省をし、最後には鬼太郎を育てる選択を取れるようになるつながりが美しすぎた。
特典の水木見ると、本当に泣いてしまう。何この愛情に満ちた笑顔は。close
これはただのメモですが、もし運命の人というのがこの世にたった1人しか存在しないのなら、ゲゲ郎の運命の人は妻、水木の運命の人はゲゲ郎、紗代の運命の人は水木だったな〜。運命の人が対になるなんて保証はないし、運命の人というのは自分の人生を変えていく人間のことを言うのだなと思った。突然自分の前に現れて、勝手に自分の人生を変えていく存在。
あと、ただのこじつけかもしれないけど、龍賀の女の運命の相手のカラーリングが、濃色(水木→グレー/長田→紺)に赤の差し色なの良い。そしてその男の運命の相手は青系の色っていう。(ゲゲ郎→水色/乙米→青)
岩子を抱えて村を出た水木が、再び墓に埋めてあげるために岩子を抱えるの泣いちゃった...そして、いつも水木はゲゲ郎に対しては何もできていないんだよな...墓に埋めてやることすら。
でもゲゲ郎から「友のいる世界をこの目で見てみたくなった」の言葉を引き出した男だから、きっとそれだけで十分だったんだ。
あと「必ず戻ってくると約束しろ」の約束を守ったの、ゲゲ郎ってどこまでも誠実な男だなって思った。close
十干から娘の名前をとっているのなら、乙米の上に本当の長女が居たはず...あと、少なくとも丁・戊・己の字が入った人がいるはず。
乙米は本当の長女が家から存在を無かったことにされた様子を見て何を思ったかな...この家の子供達はこんなに簡単に存在をなかったことにされるんだと絶望を抱いたのなら、龍賀に縋り付く意味がより強くなるな。
相関図で、本当の家族じゃない人は線の色が違うって情報を見て(ソース分からん)また頭を抱えた。手っ取り早く解釈すると、沙代、時弥は母と時貞の子供ってことだろうな。だけど、沙代、時弥のキャラデザがあまりに似ている(目元、ほくろ)ので母親同じなんじゃなかな...とか思ったり。この相関図に入ってない女と時貞の子供で、養子に入ってるとかもあったり...
そうなると庚子が時弥に執着する理由がさらに複雑になってくるので、ほんと...
でもまあ、若い時の丙江の目元が2人に似ているから、単純に祖母の血を引いているだけかも。close
なんかアクション映画見たいな〜って気分だったので、アクション作画が良いらしいという理由と水木の声が木内さんなんだ〜って軽い理由で見に行ったらまあ大変。
公開3日後に行った時と公開2週目に行った時、比にならないくらい人入っててびっくりした...ぜひロングラン映画になって...
#ゲ謎
3回目見に行ったので、今までのメモの整理
⚠️ネタバレ注意⚠️
みんな加害者で、みんな時貞の被害者だった。
龍賀の威光に縋りつかないと自分が被害者だったことに気づいてしまうから、自分より弱い人間を踏みつけることでその事実から目を背けている。
龍賀の人間は自分の人生を“龍賀”に踏みつけられてきたけど、歯を食いしばって強くなれば今度は他人の人生を自由にできるようになる。水木が「弱いものは馬鹿を見る だから誰にも踏みつけられない力が欲しい」の構図と同じだ。
水木と乙米の違いって、自分が踏みつけられてきたからと言って同じように他人を踏みつけることはしないと言う善性を持ち合わせているかどうかだと思った。
「ここまで醜悪な一族に憧れていたなんて」は、そのまま龍賀への軽蔑でもあり、権力の醜さを思い知った瞬間かも。これが最後の、時貞への「あんたつまんねぇな」に繋がるのかな。時貞から提示されたものたちは、当時の人間にとって本当にどうしようもなく喉から手が欲しいものだっただろうに、それに対して斧を振り翳せる水木の強さよ。close
長女と言うことで「龍賀の女の役割」を一番重く背負ってきたのかもしれない。だからこそ、傷つきに傷ついてきて、その事実から目を背けるために龍賀の名前に執着していったのだろうと思っている。本編で何回「栄えある龍賀の」って言ったよ。
乙米は「大義のために死ねるのだから本望」と言っているけど、その大義のために自分も傷つけられてきたことにどこまで気づいていたのだろうか。
・乙米と長田
主従愛を貫き通しながら最後には「乙米様」と名前を呼ぶのって、長田にとって乙米は「龍賀の女」ではなく、ただひとりの愛した女だったんだ...自分を縛ってきた母親が自分が心底欲しかった「運命の人」の存在を得ているのって沙代からすれば恨めしいことこの上ないね。娘は母を殺し、その仇を母を愛した男がとる。そこに庚子の存在も加わり出すので、泥沼すぎて頭を抱える。
これはただの妄想だけど、若い頃、長田への想いを周りに鼻で笑われたことがあったら辛い。沙代にかけてきた言葉は全て自分がかけられてきた言葉かもしれない。
だから、自分と同じような人生を辿ってきた、辿っていく沙代が幸せになってしまうと自分の人生の意味が失われるから、誰も沙代が幸せになることを望まない。
・龍賀姉妹
乙米は妹たちに対しては、少し優しい感じがした。
時麿が死んだ時は取り乱さなかったけど、丙江が死んだ時には名前を叫びながら大きく取り乱しているし、なんだかんだ生活の面倒を見ている。孝三に対しては容赦無く心を壊しておきながら、庚子には言葉はきついながらも3日の猶予を与えて、無理やり攻撃をするわけではない。
「龍賀の女」として生まれた妹たちへの同情なのか、長女の自負から生まれる蔑みなのか。でも、明らかに男たちへの態度より優しく感じたので、本人的にも「龍賀の女」という存在に思うところはあるのかもしれない。
洋室で三姉妹がそろっている様子がなんか良かった。この部屋によく3人で集まってたのかもしれないし、窮屈な家の中での数少ない逃げ場だったのかもれない。そしてそこに立ち入ることができる長田。信頼が見える。
乙米の人生が悲惨であればあるほど良いなと思っているけど、別に同情したいとか擁護したいとかではなく。ただ、そういう人生だったら龍賀に縋りつく意味が強くなってくるので。男しか当主になれない中で、女の自分が龍賀の家に存在する意味に縋り付いている気がした。あれだけ逞しく家のために家を仕切っている姿には色々思うところがある。
龍賀の一族の描き方が絶妙でとても良かった。
とことん酷い人たちだったし、終わり方も悲惨なものだった。
なので、勧善懲悪として良い展開だったし、その展開にノイズにならない程度の「龍賀の人間はどんな人間だったのか」を想像させるの情報の散らし方がちょうど良くて...
その撒き餌にまんまと引っかかって、龍賀の女たちのことを考えるのが止まらない。close
沙代の「東京に行ったって自由はない」の考えを植え付けた人間だと思っている。駆け落ちして、一度は村の外に出て「龍賀の女」であることを捨てられた人間。でも、結局逃げられなかった。
丙江が家に帰ってきた時、姉妹たちは何を思ったかな。龍賀を捨てるなんてバカだなと笑ったか、自分たちの人生はどこまで行ってもここから逃げることはできないんだと思い知らされたのか。
龍賀のことだから駆け落ち相手は殺しているだろうなと思う。連れ戻されたと言うより、結局この村しか居場所がなかったから自主的に帰るしかなかったが正しいのかもしれない。もし駆け落ち相手が殺されているのなら、殺したのは長田あたりの人間だろうな。(また頭を抱える)
他の人間がピリピリしている中でずっと朗らかに笑っているからどんな人なんだろうと思ったけど、蓋を開けてみればただ人生を諦めていただけだった。
沙代と水木が並んで歩いているところを見ながら笑って床に倒れ込むシーンが辛い。自分の過去を重ねながら「あーあ、どうせ幸せになれないのに。馬鹿だな」って思ってるのかも。
そして、揶揄うだけならまだしも脅しにかかるってのが不幸の連鎖すぎる。
私は幸せになれなかったんだから、お前も幸せになるなと言う足の引っ張り合い。次世代へ希望を繋ごうとする主人公サイドと対になる考え。close
何ひとつ自分のものを持てなかった三女。
村長の家に入り、龍賀の家の人間ではなくなり、旦那も自分に感情を向けることはない。自分の人生も自分のものではなく、龍賀のもの。その中で息子だけが自分のものだった。
庚子の件で辛いなと思うのは、将来、時弥の人生を自分の思い通りにしようと縛り付ける親になっただろうという想像が容易にできるところ。
長田の家に入ったから龍賀の家の人間ではなくなったのに、龍賀の人間であることをやめられない複雑な人間。丙江と同じく、どこへ行っても龍賀の女であることをやめられない。だから時弥が次の当主になることを喜んだ。なぜなら、また家へのつながりが生まれたから。家へのつながりが回復することでこ「龍賀の人間」という自分のアイデンティティを回復できると思ったのかな。
庚子って宙ぶらりんって印象が強かった。家を出てしまったから、乙米ほど家に対して盲信的になれる環境が無く、どこにも縋りつけないのに、どこにも逃げられない。
乙米は家に縋り、丙江は人生を放棄し、庚子は息子に縋る。
華やかさの裏側で、この家の人間は誰も幸せになってない。close
泣きながら水木の首を絞めるシーンが映画の中で一番好きです...
全て自分の手で終わらせてやる、愛した人でも自分を踏みつけるのなら許さないという強い意志。親指を喉仏にかけて、確実に殺しにきてる。首の締め方が的確すぎる、一体誰から学んだの...
水木に対しての感情が「恋」だったのかはずっと考えている。ここから連れ出してくれる人間だったら誰でも良かったのか、水木じゃなければいけなかったのか。でも、「幽霊族の人を助けに戻るの」と尋ねるほど水木がどういう人間かよく理解していたので、沙代は水木のことをどういう人間かちゃんとしっかり見ていたんだなと思って色んなあれそれが辛くなる。
沙代はこの中では一番弱い立場の女だったから、姉妹たちの負の感情を受けやすく、その結果があれなんだろうな。
切れた鼻緒のように、もうすでにボロボロで明日にも壊れてしまいそうな紗代を繋ぎ止めてくれていた水木。ただそれだけで、沙代にとって水木は救いだった。
龍賀の家へ向かう水木の背中を見る紗代の「この人だ」と覚悟を決めた目が強い。
・水木が沙代から目を逸らす場面
水木は沙代に対して終始嘘はついていない。絶妙に言葉を濁している、ずるい大人だ〜。
沙代が水木を見つめた時に、いつもと同じく嘘はつかないが沙代が本当にかけてほしい言葉はかけない選択をとれたはずなんだけど、水木はその選択をしなかった。これは、ゲゲ郎から教わった愛情に対しての誠意の示し方だと思っている。水木なりの不器用な。あそこでのらりくらり交わすのは違うだろからね。
目を逸らすことは、悪手だったけど、正解だったと思う。嘘をつかず、今までの行為に対してきちんと沙代からの報いを受けるまでがセットだった(意図してではなく結果として)。
この後に、狂骨に襲われる医師たちが「お許しを」って言ってたけど、ここに重なってるなと感じた。謝ったとて許されることではない。
沙代は水木のことを殺したかっただろうけど、戦争から生き残ったことに対して思うところがある水木にしてみれば、沙代のことを救えずまた生き残ってしまったことの方が贖罪としてはよっぽど適しているなとは思う。
水木は沙代だけを見てくれる存在ではなかったかもしれない。でも、沙代と時弥を救いたいと思い沙代の置かれた環境に対して怒ってくれる大人ではあったってのが悲しい。沙代の求めた愛ではなかったかもしれないけど、れっきとした愛情だった。
妻から人を愛することを教わったゲゲ郎が、今度は水木に人を愛することを説き、沙代の一件で反省をし、最後には鬼太郎を育てる選択を取れるようになるつながりが美しすぎた。
特典の水木見ると、本当に泣いてしまう。何この愛情に満ちた笑顔は。close
これはただのメモですが、もし運命の人というのがこの世にたった1人しか存在しないのなら、ゲゲ郎の運命の人は妻、水木の運命の人はゲゲ郎、紗代の運命の人は水木だったな〜。運命の人が対になるなんて保証はないし、運命の人というのは自分の人生を変えていく人間のことを言うのだなと思った。突然自分の前に現れて、勝手に自分の人生を変えていく存在。
あと、ただのこじつけかもしれないけど、龍賀の女の運命の相手のカラーリングが、濃色(水木→グレー/長田→紺)に赤の差し色なの良い。そしてその男の運命の相手は青系の色っていう。(ゲゲ郎→水色/乙米→青)
岩子を抱えて村を出た水木が、再び墓に埋めてあげるために岩子を抱えるの泣いちゃった...そして、いつも水木はゲゲ郎に対しては何もできていないんだよな...墓に埋めてやることすら。
でもゲゲ郎から「友のいる世界をこの目で見てみたくなった」の言葉を引き出した男だから、きっとそれだけで十分だったんだ。
あと「必ず戻ってくると約束しろ」の約束を守ったの、ゲゲ郎ってどこまでも誠実な男だなって思った。close
十干から娘の名前をとっているのなら、乙米の上に本当の長女が居たはず...あと、少なくとも丁・戊・己の字が入った人がいるはず。
乙米は本当の長女が家から存在を無かったことにされた様子を見て何を思ったかな...この家の子供達はこんなに簡単に存在をなかったことにされるんだと絶望を抱いたのなら、龍賀に縋り付く意味がより強くなるな。
相関図で、本当の家族じゃない人は線の色が違うって情報を見て(ソース分からん)また頭を抱えた。手っ取り早く解釈すると、沙代、時弥は母と時貞の子供ってことだろうな。だけど、沙代、時弥のキャラデザがあまりに似ている(目元、ほくろ)ので母親同じなんじゃなかな...とか思ったり。この相関図に入ってない女と時貞の子供で、養子に入ってるとかもあったり...
そうなると庚子が時弥に執着する理由がさらに複雑になってくるので、ほんと...
でもまあ、若い時の丙江の目元が2人に似ているから、単純に祖母の血を引いているだけかも。close
なんかアクション映画見たいな〜って気分だったので、アクション作画が良いらしいという理由と水木の声が木内さんなんだ〜って軽い理由で見に行ったらまあ大変。
公開3日後に行った時と公開2週目に行った時、比にならないくらい人入っててびっくりした...ぜひロングラン映画になって...
#ゲ謎
【喫茶二十世紀 レポ】
こじんまりと、ひっそりとある喫茶店。
遊び心がいっぱいあって、どこ見渡しても楽しかった〜!
MVで長野くんが座ってたカウンター席に通されて、ドッキドキだった。
📌頼んだもの
・二十世紀ブレンド
二十世紀ブレンドは、酸味と苦味のバランスが最高でブラックが苦手な人間でもとても飲みやすかった!
“際立つ個性を持つ厳選された豆をブレンドする事で奥深くハイレベルに仕上がっている”
実質V6だね。
・ナポリタン(温玉トッピング)
具沢山のもちもちナポリタン。甘辛くて、とても好みの味付けだった。
・アフォガード
バニラアイスがエスプレッソと合いすぎている。なんだこのバニラアイスは...!?
どれもめちゃめちゃ美味しかった;;
📌噂のおしゃれお手洗い
いる〜;;
📌マスターが可愛すぎた件
コーヒーについてくるラスクがマスターのもとに届いた時に「マスターの好きなやつ、来ましたよ」って言われてて、ルンルンしてた。
この時点で可愛いの波動を感じていたんだけど、来店後のメールでなるほどな...となった。
close
こんなおしゃれ喫茶店なのに、遠慮なくアクスタと
指人形たちを机に出せるの助かる〜
遊び心があって、暖かくて、洗練されていて、本当にトニセンのような喫茶店だった。
いつか予約が必要なくなって、ふらっと寄れるようになるといいな。
また来るよ。次はプリンが食べたい。
#V6
こじんまりと、ひっそりとある喫茶店。
遊び心がいっぱいあって、どこ見渡しても楽しかった〜!
MVで長野くんが座ってたカウンター席に通されて、ドッキドキだった。
📌頼んだもの
・二十世紀ブレンド
二十世紀ブレンドは、酸味と苦味のバランスが最高でブラックが苦手な人間でもとても飲みやすかった!
“際立つ個性を持つ厳選された豆をブレンドする事で奥深くハイレベルに仕上がっている”
実質V6だね。
・ナポリタン(温玉トッピング)
具沢山のもちもちナポリタン。甘辛くて、とても好みの味付けだった。
・アフォガード
バニラアイスがエスプレッソと合いすぎている。なんだこのバニラアイスは...!?
どれもめちゃめちゃ美味しかった;;
📌噂のおしゃれお手洗い
いる〜;;
📌マスターが可愛すぎた件
コーヒーについてくるラスクがマスターのもとに届いた時に「マスターの好きなやつ、来ましたよ」って言われてて、ルンルンしてた。
この時点で可愛いの波動を感じていたんだけど、来店後のメールでなるほどな...となった。
close
こんなおしゃれ喫茶店なのに、遠慮なくアクスタと
指人形たちを机に出せるの助かる〜
遊び心があって、暖かくて、洗練されていて、本当にトニセンのような喫茶店だった。
いつか予約が必要なくなって、ふらっと寄れるようになるといいな。
また来るよ。次はプリンが食べたい。
#V6
【チャーリーとチョコレート工場 感想】
公演日:10/16
全体としての感想は、とにかく楽しいミュージカルだった!
衣装もとにかく可愛くて、舞台美術もギッラギラで、目から入ってくる情報が多くてテーマパークのアトラクションに乗ってる気分だった。2幕の工場に入った時にはチョコレートとストロベリーの甘い匂いが広がってきて、本当にアトラクションじゃん...となった。
楽曲もこのビジュアルに負けず劣らずのポップさで、ゴールデンチケットの子供達の曲が一度聴いたら忘れられない曲だった。自信満々で傲慢な我の強さが全面に出ていて楽しかったな。
光一さんにしか出来ないウォンカっていうのがすごく納得のいくものだった。年齢不詳で中性的で、ミステリアスだけど茶目っ気があって、本当に存在しているのかと疑問に思いたくなるような圧倒なビジュアルの良さがウォンカの不思議な存在感とめちゃめちゃマッチしてたな。
あと、後継者探しっていうテーマには、どうしても光一さん自身を重ねずにはいられないよな〜。厳しく、でも愛情を持った目でチャリーを見ているなと、オペラグラス越しにはそう見えた。
・席の話。中列当たっちゃって、いい噂聞かないからかなり不安を抱えながら行った。だけど、中央寄りだったからか、音も問題なく全体を見渡せて普通に見えやすい席だったので取り越し苦労だった。多分中列の端の方とかだったらかなり見えにくいのかな。
・ウィリー・ウォンカがこんなに堂本光一にハマる役だとは思わなかったな...ビジュアル公開されたのって春ぐらいだった?その時からもうビジュアルは優勝だ...と思ってたけど、やっぱこの衣装で歌って踊っている姿を見るとその期待を何千倍も上回ってくるので最高だ〜!
5月のSHOCKの時の帝劇。
この時も帝劇が堂本光一で溢れていると思ったけど、今のスケジュール見ると帝劇の春夏秋冬が堂本光一なので凄すぎる。
・圧倒的ビジュアルの良さ。もう何回言っても飽き足らないほどの良さ。
休憩中にプログラム開いたら、あまりのビジュアルの良さに一周回って笑えてきた。これ、この短い休憩時間で受け止めきれないぞ...と思ってとりあえず閉じた。
顔が良いとかもうそういう話じゃなくて、メイクに衣装、アクセサリー、それを完璧に着こなす光一さん、もうトータルでビジュアルが強くて良い!キャンディーマンとウォンカとでまた違った雰囲気になるのもすごく良い。
光一さんの丈の長い衣装の捌き方が美しすぎて、魔法でもかかっているのかと思った。さすがだ。
・自分のチョコが世界中で再ブレイクして、ニッコニコのウォンカさん可愛いね。「見ろ、バケット!」のセリフ、ルンルンすぎる。
手紙をもらった時からウォンカはチャーリーを目にかけていたけど、ウォンカからチャーリーには特に贔屓することなく何もせずにずっと待っている。でもただ一言「好きなことを諦めるな 愚痴を言わず待て」とだけ言って。
その結果、チャーリーはゴールデンチケットを得るわけですが、ウォンカもチャーリーがチケットを得ることをじっと待っていたんだなと思うと、チャーリーがチケットを掴むことを信じていたウォンカ自身の願いが叶った瞬間でもあるんだな。
・YOSHIEさん〜!!!YOSHIEさんの振付大好きだ...
この衣装でYOSHIEさんの振り付けで踊る光一さんって、そんな贅沢なことあっていいんですか!?という贅沢ぶり。
特に、このグルーヴ感はYOSHIEさん節だ...と感じる楽曲があった(多分ガムの女王だったかな ダンス見るのに必死でメモしてない)
・ゴールデンチケットの子供達みんな、大人に負けない存在感ですごい良かった〜。特にガールズが大好きで....衣装が可愛い...
バイオレットのでっかいリボンとか最高だよ。
10/16はベルーカが伊藤かの子さん、バイオレットが土井祐杏貴ちゃん
二人とも、私が世界で一番可愛い、私の思い通りにならないことはないって思いながら舞台の上で歌って踊っているので、最高にキラキラしてたな。観客に対して「私を見なさい!」というパワーがすごかった。
曲は、バイオレットの「ガムの女王」がかなり上位に入るくらい好き。ノリノリ。
土井祐杏貴ちゃん、歌うますぎた。13歳〜〜〜!?まじか...
伊藤さん、3日間の稽古でベルーカの代役務めたの凄すぎる...全く違和感なかった。これでもかというくらいのわがままっぷり、世界の中心は君だ...
・チャーリーは小野桜介くん。
とてつもなく語彙力ないこと言いますが、めちゃめちゃチャーリーだった。優しくて素直でピュアな感じとか、歌声の真っ直ぐさとか、想像することをやめられない好奇心いっぱいの感じとか。とにかく可愛かった...
ゴールデンチケットを得た子供達のインタビュー脇でチャーリーとウォンカが一緒にそれを眺めているの良かったな。ウォンカが肩組んだり、一緒に踊ったり。
キャンディーマンのこと「この人ちょっと距離近いな」とか思ってそうな若干の戸惑いが良かった。そりゃ自分が喉から手が出るほどほしいチケットなのに、それが一枚減るたびウッキウキで報告してくるんだもんな。ちょっと鬱陶しいよな。
close
光一さんのつよつよビジュアル拝みに行こ〜くらいの気持ちで行ったら、全ての良さに圧倒されて帰ってきた。もう本当に衝撃だった。
再演して欲しいよ〜好評の声ばかり聞くし、そもそもがとんでもない倍率のチケットだっただろうから、割と再演の願いは叶いそうであはある。
あと、難しいだろうけど円盤欲しいな......
この強い絵力を手元に残させて欲しい。工場内の舞台セットとかすっごい力入ってたのに結構出番少なく感じたので。特にチョコレートの滝。工場内のデザイン可愛い!と思ったら結構すぐ次行っちゃったのでもっと見せてくれ...!と思った。
でもまあ権利的に無理だろうな...円盤に関しては諦めの気持ちでいる...悲しい
あと光一ウォンカのアクスタください。これも権利的に難しいのか...?
#KinKi
公演日:10/16
全体としての感想は、とにかく楽しいミュージカルだった!
衣装もとにかく可愛くて、舞台美術もギッラギラで、目から入ってくる情報が多くてテーマパークのアトラクションに乗ってる気分だった。2幕の工場に入った時にはチョコレートとストロベリーの甘い匂いが広がってきて、本当にアトラクションじゃん...となった。
楽曲もこのビジュアルに負けず劣らずのポップさで、ゴールデンチケットの子供達の曲が一度聴いたら忘れられない曲だった。自信満々で傲慢な我の強さが全面に出ていて楽しかったな。
光一さんにしか出来ないウォンカっていうのがすごく納得のいくものだった。年齢不詳で中性的で、ミステリアスだけど茶目っ気があって、本当に存在しているのかと疑問に思いたくなるような圧倒なビジュアルの良さがウォンカの不思議な存在感とめちゃめちゃマッチしてたな。
あと、後継者探しっていうテーマには、どうしても光一さん自身を重ねずにはいられないよな〜。厳しく、でも愛情を持った目でチャリーを見ているなと、オペラグラス越しにはそう見えた。
・席の話。中列当たっちゃって、いい噂聞かないからかなり不安を抱えながら行った。だけど、中央寄りだったからか、音も問題なく全体を見渡せて普通に見えやすい席だったので取り越し苦労だった。多分中列の端の方とかだったらかなり見えにくいのかな。
・ウィリー・ウォンカがこんなに堂本光一にハマる役だとは思わなかったな...ビジュアル公開されたのって春ぐらいだった?その時からもうビジュアルは優勝だ...と思ってたけど、やっぱこの衣装で歌って踊っている姿を見るとその期待を何千倍も上回ってくるので最高だ〜!
5月のSHOCKの時の帝劇。
この時も帝劇が堂本光一で溢れていると思ったけど、今のスケジュール見ると帝劇の春夏秋冬が堂本光一なので凄すぎる。
・圧倒的ビジュアルの良さ。もう何回言っても飽き足らないほどの良さ。
休憩中にプログラム開いたら、あまりのビジュアルの良さに一周回って笑えてきた。これ、この短い休憩時間で受け止めきれないぞ...と思ってとりあえず閉じた。
顔が良いとかもうそういう話じゃなくて、メイクに衣装、アクセサリー、それを完璧に着こなす光一さん、もうトータルでビジュアルが強くて良い!キャンディーマンとウォンカとでまた違った雰囲気になるのもすごく良い。
光一さんの丈の長い衣装の捌き方が美しすぎて、魔法でもかかっているのかと思った。さすがだ。
・自分のチョコが世界中で再ブレイクして、ニッコニコのウォンカさん可愛いね。「見ろ、バケット!」のセリフ、ルンルンすぎる。
手紙をもらった時からウォンカはチャーリーを目にかけていたけど、ウォンカからチャーリーには特に贔屓することなく何もせずにずっと待っている。でもただ一言「好きなことを諦めるな 愚痴を言わず待て」とだけ言って。
その結果、チャーリーはゴールデンチケットを得るわけですが、ウォンカもチャーリーがチケットを得ることをじっと待っていたんだなと思うと、チャーリーがチケットを掴むことを信じていたウォンカ自身の願いが叶った瞬間でもあるんだな。
・YOSHIEさん〜!!!YOSHIEさんの振付大好きだ...
この衣装でYOSHIEさんの振り付けで踊る光一さんって、そんな贅沢なことあっていいんですか!?という贅沢ぶり。
特に、このグルーヴ感はYOSHIEさん節だ...と感じる楽曲があった(多分ガムの女王だったかな ダンス見るのに必死でメモしてない)
・ゴールデンチケットの子供達みんな、大人に負けない存在感ですごい良かった〜。特にガールズが大好きで....衣装が可愛い...
バイオレットのでっかいリボンとか最高だよ。
10/16はベルーカが伊藤かの子さん、バイオレットが土井祐杏貴ちゃん
二人とも、私が世界で一番可愛い、私の思い通りにならないことはないって思いながら舞台の上で歌って踊っているので、最高にキラキラしてたな。観客に対して「私を見なさい!」というパワーがすごかった。
曲は、バイオレットの「ガムの女王」がかなり上位に入るくらい好き。ノリノリ。
土井祐杏貴ちゃん、歌うますぎた。13歳〜〜〜!?まじか...
伊藤さん、3日間の稽古でベルーカの代役務めたの凄すぎる...全く違和感なかった。これでもかというくらいのわがままっぷり、世界の中心は君だ...
・チャーリーは小野桜介くん。
とてつもなく語彙力ないこと言いますが、めちゃめちゃチャーリーだった。優しくて素直でピュアな感じとか、歌声の真っ直ぐさとか、想像することをやめられない好奇心いっぱいの感じとか。とにかく可愛かった...
ゴールデンチケットを得た子供達のインタビュー脇でチャーリーとウォンカが一緒にそれを眺めているの良かったな。ウォンカが肩組んだり、一緒に踊ったり。
キャンディーマンのこと「この人ちょっと距離近いな」とか思ってそうな若干の戸惑いが良かった。そりゃ自分が喉から手が出るほどほしいチケットなのに、それが一枚減るたびウッキウキで報告してくるんだもんな。ちょっと鬱陶しいよな。
close
光一さんのつよつよビジュアル拝みに行こ〜くらいの気持ちで行ったら、全ての良さに圧倒されて帰ってきた。もう本当に衝撃だった。
再演して欲しいよ〜好評の声ばかり聞くし、そもそもがとんでもない倍率のチケットだっただろうから、割と再演の願いは叶いそうであはある。
あと、難しいだろうけど円盤欲しいな......
この強い絵力を手元に残させて欲しい。工場内の舞台セットとかすっごい力入ってたのに結構出番少なく感じたので。特にチョコレートの滝。工場内のデザイン可愛い!と思ったら結構すぐ次行っちゃったのでもっと見せてくれ...!と思った。
でもまあ権利的に無理だろうな...円盤に関しては諦めの気持ちでいる...悲しい
あと光一ウォンカのアクスタください。これも権利的に難しいのか...?
#KinKi
【The Bookの感想】
#jjba
全体的な感想として、仗助たちを一歩引いたところから見れて面白かった。琢馬の目から見た、主人公の役割を背負っているときには見えなかった印象がわかるのがよかった。
あと、康一くんの視点以外から語られると杜王町の異質さがより際立つ。
生い立ち的にきっとあっただろうけど4部の時にはあまり感じさせなかった孤独の一片が丁寧に描かれていたのが好きだった。明るい人間の奥底にある孤独が大好きなので。根本は琢馬の孤独と同じなんだろうけど、その孤独にどう向き合ってきたかが道の結果なんだろうな。琢馬が自分の孤独を自分のスタンドで埋めるような生き方は、生まれながらのスタンド使いにとって分かれ道になる生き方だなと思った。スタクルに出会わなかった花京院とか。
以下箇条書き感想
・康一くんのワトソンさ。主に露伴先生と組んだ特に発揮されるけど、仗助と組んだ時にも、(4部でいうと承太郎とも)遺憾無くワトソンの役割ができる面白い男だな。康一、露伴のコンビでのミステリーとか見たいけど、露伴先生のヘブンズ・ドアーが無双しちゃうな(特に犯人はこの中にいる!系)...無双しないようなバランスが今回の事件ではちょうどよかったので凄いと思った。
・仗助の二面性。
「だが、正体を知るチャンスがあれば、それを絶対にのがさないだろうな」
個人的に意外な一言だった。多分4部本編では、仗助自身の内面について詳しく描写される機会が少なかったからかも。ジョセフとの初対面の際の葛藤や、人当たりの良い性格から、あまり変化を好まない穏やかなタイプだと思っていたので、このセリフのギラつき具合に引っかかったのかも。
逆にいうと、あの人以外のことは大体割り切ってるから今の仗助があるのかも。
仗助にとってあの人がどれほど大きな存在なのか知れたのが良かったし、実の父親があの人と同じような眩しい正義を持っていたことは仗助にとって救いだっと思う。ジョセフと会うのを躊躇っていた理由は、気まずい以外にも自分の中にある"あの人"を軸にした理想の父親像がブレることを恐れたからかもね。でも、その理想の父親像が思ってたものとは少し違うかも知れないけれど、裏切られなくて本当に良かったねと思う。
また思いついたら追加するかも。親友コンビの絆がより深くなってることとか、運命の話とか。ここら辺まだ上手く言葉で整理できてないので。close
#jjba
全体的な感想として、仗助たちを一歩引いたところから見れて面白かった。琢馬の目から見た、主人公の役割を背負っているときには見えなかった印象がわかるのがよかった。
あと、康一くんの視点以外から語られると杜王町の異質さがより際立つ。
生い立ち的にきっとあっただろうけど4部の時にはあまり感じさせなかった孤独の一片が丁寧に描かれていたのが好きだった。明るい人間の奥底にある孤独が大好きなので。根本は琢馬の孤独と同じなんだろうけど、その孤独にどう向き合ってきたかが道の結果なんだろうな。琢馬が自分の孤独を自分のスタンドで埋めるような生き方は、生まれながらのスタンド使いにとって分かれ道になる生き方だなと思った。スタクルに出会わなかった花京院とか。
以下箇条書き感想
・康一くんのワトソンさ。主に露伴先生と組んだ特に発揮されるけど、仗助と組んだ時にも、(4部でいうと承太郎とも)遺憾無くワトソンの役割ができる面白い男だな。康一、露伴のコンビでのミステリーとか見たいけど、露伴先生のヘブンズ・ドアーが無双しちゃうな(特に犯人はこの中にいる!系)...無双しないようなバランスが今回の事件ではちょうどよかったので凄いと思った。
・仗助の二面性。
「だが、正体を知るチャンスがあれば、それを絶対にのがさないだろうな」
個人的に意外な一言だった。多分4部本編では、仗助自身の内面について詳しく描写される機会が少なかったからかも。ジョセフとの初対面の際の葛藤や、人当たりの良い性格から、あまり変化を好まない穏やかなタイプだと思っていたので、このセリフのギラつき具合に引っかかったのかも。
逆にいうと、あの人以外のことは大体割り切ってるから今の仗助があるのかも。
仗助にとってあの人がどれほど大きな存在なのか知れたのが良かったし、実の父親があの人と同じような眩しい正義を持っていたことは仗助にとって救いだっと思う。ジョセフと会うのを躊躇っていた理由は、気まずい以外にも自分の中にある"あの人"を軸にした理想の父親像がブレることを恐れたからかもね。でも、その理想の父親像が思ってたものとは少し違うかも知れないけれど、裏切られなくて本当に良かったねと思う。
また思いついたら追加するかも。親友コンビの絆がより深くなってることとか、運命の話とか。ここら辺まだ上手く言葉で整理できてないので。close
98巻ぶり。98巻の発売日を調べたら、4年前だった。4年ぶりにコナンを読みます。
あと、まじ快最新話も読んだ。
急に現れるコスプレ探偵ボウズ、面白すぎる。
しかも考えてることが容赦ない。
白馬探、あんな綺麗な顔をした坊ちゃんのくせして「ぶっちゃけ」とかいうのが良すぎる。言葉に遠慮が無い節はあるけど、普通に言葉のチョイスが雑なのも好きすぎる。
白馬探のガタイの良さが好きなんだけど、新一(快斗)と並ぶとガタイの良さがよりわかるので良い。
特に首、肩まわりがしっかりしているというか、割と骨太の部類に入る。
体力ある発言で、フィジカルポテンシャルが高いことが分かったので、具体的にどうやって体を鍛えてるか教えてほしい。
というか、仲良しですね。お二人。
白馬探に担がれて、なすがままの黒羽快斗の空気感が、まじで同クラの友達だった。
江戸コナンからしても、「あれ、この2人の空気感なんかライバルだけで片付かないな?」とか感じませんでした?どうなの、名探偵!
キッドとコナンくんの仲良しさって、お互いプライベートには侵食しないけど職場ではめちゃ仲良しみたいなもんだから、がっつりプライベートのノリで絡むキッドと白馬くんとの掛け合いの差を見て、どれだけ頼りになるやつと思っても黒羽快斗と工藤新一が交わることはないんだな〜と思った。黒羽快斗は割と工藤新一のプライベートに片足突っ込んでる感はあるけど、逆は無いからさ...
コナンくんは2人の関係性なんて知ったこっちゃないから、工藤新一に化けろよ!って言うけど黒羽快斗からしたら只々捕まるリスクを上げる道を選ばされているだけなの、笑う。
白馬探の顔を見た瞬間、変装の人選ミスったなって思ってるし、白馬探もそんなナメた変装するなって思ってるよ。
「やっぱバレてたか......」「当然!」
なんだこの可愛いやりとり。ただの友達じゃん...
この2人の駆け引きが江戸コナンの預かり知らぬ所で為されているというのが尚良い。
これはただ補正がかかってるだけなんだけど、白馬探の隣にいると、どう頑張っても工藤新一の顔じゃなくて黒羽快斗の顔に見えるんだよな...
久々にコナンを読んだので、付き合ってもまだこんな可愛いやり取りしてるのか、新蘭。という感想。
というか、毛利蘭が付き合って以降の方が可愛さ増すタイプなの最高すぎる…
めちゃめちゃ可愛くてびっくりした。
一方その頃、平和。まだ付き合ってないんかい!って笑っちゃった。流石にもう付き合ってると思ってた。
時間できたら、映画も見に行きます。
白馬探と江戸コナンの絡みが好きなので、白馬探はもっとコナンに出張してくれ...白馬くんがコナンくんを気に入ってるのが可愛いし、白馬探と工藤新一ではこの関係性にならなかっただろうから尚好き。コナンくんのあざとさあっての関係性。
#コナン